東京都内から千葉県への移住のススメ – 八千代市への住み替えガイド –
東京都から千葉県へ移住を検討される際、職場がある「都内に出勤しやすいこと」という条件を設定されている方も多いと思います。
しかし、今や東京都と千葉県の境目近郊の、浦安、船橋、津田沼、市川、松戸などの住宅価格の値上がりは凄まじいです。。
そこで、穴場と言えそうなのが「八千代市」かなと思います。
今回はそんな八千代市の特徴についてご紹介していきたいと思います。
都内マンションを売却して、もっと広くて住みやすい場所に移り住みたい。でも「千葉ってどこがいいの?」って、正直よくわかりませんよね。神奈川・埼玉・千葉って言われても、ぜんぶ似たりよったりでイメージがつかない……そんな方に、今日は千葉県八千代市、それも特に八千代緑が丘エリアに絞って徹底解説します。子育て中の共働きファミリーにとって、ここはめちゃくちゃ刺さるエリアだと思っています。
先に結論だけ言います。都内マンションを売って千葉に住み替えを考えているなら、八千代市・八千代緑が丘エリアはトップ候補に入れてください。理由はこのあとたっぷり説明します。
🏙️ そもそも八千代市って、どんな街なんですか?
八千代市は千葉県の北西部に位置する市で、人口は約20万人。東京都心から約33kmのベッドタウンです(日本橋起点の鉄道ルート)。東京都への通勤率は26.6%(国勢調査)と高く、都内勤務の共働きファミリーが多く暮らしています。
もともとは1955年に日本初の大規模住宅団地・八千代台団地が建設され、住宅都市としての歴史を刻んできた街。1975年には人口10万人以上の都市で全国一の人口増加率を記録した急成長エリアです。現在も東葉高速鉄道の沿線を中心に宅地開発が続いており、2020年に人口20万人を突破しました。
2024年1月1日時点の総人口は約20万5,748人(外国人含む)。65歳以上の高齢者は24.8%で、全国平均(約29%)より若い構成です。特に20〜39歳の若い女性の割合が11.0%と全国平均(10.3%)を上回っており、子育て世代が流入し続けていることがわかります。
- 総人口:約20万5,748人(外国人含む)
- 65歳以上(高齢化率):24.8%(全国平均より低い)
- 20〜39歳の若い女性の割合:11.0%(全国平均10.3%を上回る)
- 30代の転入超過が顕著(転入者数が転出者数を上回る)
🚉 「京成八千代台駅」と「八千代緑が丘駅」、何が違うの?
八千代市には複数の駅がありますが、代表格がこの2つ。アクセス面ではどちらも都内への通勤に使えますが、実は街のキャラクターがまったく異なります。
京成八千代台駅(京成本線)
1956年開業の老舗駅。2024年度の1日平均乗降人員は約43,829人。最盛期は7万人を超えていましたが、1994年の東葉高速線開業以降は减少傾向にあります。
京成本線で京成上野まで特急で約35〜40分。上野・浅草・押上(スカイツリー前)方面に乗り換えなしで行けるのが強みです。都内勤務でも十分に使えるアクセスです。
ただし、八千代台エリアは1955年建設の団地を原点とする歴史あるエリア。住民の高齢化が進んでいて、単身の高齢者も多い傾向があります。外国人居住者も比較的多く、生活コストは低め。昔ながらの商店街や地域のつながりが残る下町っぽい雰囲気があります。
八千代緑が丘駅(東葉高速鉄道)
1996年開業の比較的新しい駅。東葉高速線内で単独駅(乗り換えなし)としては乗降客数1位を誇り、直近の統計では1日平均乗降人員が約37,239人(令和5年度データ)。コロナ禍からの回復も続いており、根強い人気を示しています。
東葉高速線は東京メトロ東西線と相互直通運転。八千代緑が丘→大手町まで約38〜42分、運賃806円(IC)で行けます。大手町・茅場町・門前仲町など、東京のビジネス街に乗り換えなしでアクセスできるのは、働くファミリーには大きなメリット。
東葉高速線の唯一のネックは運賃の高さ。比較的割高な第三セクター鉄道なので、毎月の定期代は京成線より高くなります。でも、この後ご紹介する生活環境の充実度を考えると、十分ペイする価値があると断言できます。
| 比較項目 | 京成八千代台駅 | 八千代緑が丘駅 |
|---|---|---|
| 路線 | 京成本線 | 東葉高速鉄道(東京メトロ東西線直通) |
| 乗降客数 | 約43,829人/日(2024年度) | 約37,239人/日(令和5年度)※単独駅1位 |
| 都内アクセス | 京成上野まで特急約35〜40分 | 大手町まで約38〜42分・乗り換えなし |
| 運賃(例) | 八千代台→上野:約440円前後(IC) | 緑が丘→大手町:806円(IC) |
| 街のキャラクター | 老成・落ち着き・高齢者多め・コスパ重視 | 新興住宅街・ファミリー多め・子育て環境充実 |
| 駅前商業施設 | スーパー・商店街中心 | イオンモール直結・映画館・大型施設あり |
| おすすめ対象 | 生活コストを抑えたい方・単身・高齢者 | 子育てファミリー・共働き・賑わいを求める方 |
都内マンションを売却して広い家に住み替えたい共働きファミリーなら、八千代緑が丘エリア一択です。電車賃は少し高いですが、子育て環境・商業施設・街並みのきれいさ・不動産の資産性、どれをとっても緑が丘エリアが上です。電車賃は年間でせいぜい数万円の差。それで得られる生活クオリティの差は、比べ物にならないと思っています。
🛒 八千代緑が丘エリア、実は生活インフラがめちゃくちゃ充実してます
八千代緑が丘の最大の魅力は、駅直結でほぼ何でも揃うという圧倒的な利便性です。
🏬 商業施設
イオンモール八千代緑が丘(駅南口直結)は、食料品から衣料、飲食、学習塾、整骨院まで幅広く揃う大型施設。食料品売り場は朝8時から深夜24時まで営業しているので、共働きで帰りが遅い日も安心です。駐車場は2,300台収容可能で3時間まで無料。
公園都市プラザ(駅北口)には八千代市内唯一の映画館「TOHOシネマズ八千代緑が丘」が入居。週末の家族時間を充実させてくれます。
そのほか、駅周辺にはニトリ、ウェルシア、ベルク(スーパー)、ドラッグストアなど生活に必要なものが徒歩圏内に集まっています。まちの駅(地元の野菜も購入可)も近くにあり、地産地消も楽しめます。
🏫 学校・保育施設
緑が丘エリアの小学校は「緑が丘小学校」が中心。新設・比較的新しい学校で、周辺の宅地開発と合わせて整備されたことから、ファミリー層が多く、同世代の親同士のつながりも作りやすい環境です。
保育施設については、駅から徒歩7分の「きじの山保育園」など、駅近の保育施設が複数あります。八千代市全体では私立幼稚園の就園奨励費補助も実施しており、家庭の経済状況に応じた支援があります。
病院は八千代緑が丘駅が最寄りの施設が40件。内科・小児科(5件)・産婦人科(1件)・歯科など8科目すべてが含まれており、子どもが急に体調を崩しても安心です。
🎓 近隣の高校・大学
子どもの将来を見据えると、近くにある教育機関も気になりますよね。八千代緑が丘駅の北口バスで「秀明八千代中学校・高等学校・秀明大学」にアクセスできます。私立の一貫校・大学が駅からバスで行けるのは、将来の選択肢の幅が広がるメリットです。また、千葉県の公立進学校も通学圏内にあるため、子どもの成長に合わせた教育環境を選べます。
👨👩👧 子育てコミュニティ・地域センター
八千代市では「おにいさんおねえさん子ども電話相談」や「やちよ夜間小児急病センター」の設置など、子育て家庭へのサポートが充実しています。地域のファミリーサポートセンターや市の子育て支援センターも活用できます。
緑が丘エリアは区画整理が進んだ比較的新しい住宅街なので、同世代のファミリーが多く、コミュニティが形成されやすいのも大きな魅力。「近所に同い年の子どもがいる」という環境は、子育ての心強さに直結します。
- 妊婦健診公費負担:14回(千葉県内では平均的)
- 子ども医療費助成:中学3年生まで(千葉県全市町村共通)
- 私立幼稚園就園奨励費:市民税所得割額に応じた補助
- やちよ夜間小児急病センター設置
- 子ども電話相談など子ども向け直接サポートあり
🏠 ここからが本題!八千代市の不動産相場、正直に教えます
ではいよいよ、最も気になる不動産情報です。都内マンションを売却した資金で何が買えるのか、種別ごとに見ていきましょう。
📊 エリア別・種別別の不動産相場(2024年)
| 種別 | 八千代台駅周辺 | 八千代緑が丘駅周辺 |
|---|---|---|
| 中古マンション(3LDK中心) | 平均2,200〜2,700万円前後 (坪単価32万円前後) |
平均2,600〜3,200万円前後 (坪単価47〜63万円) |
| 中古マンション(4LDK・広め) | 2,500〜3,200万円前後 | 3,000〜4,500万円前後 |
| 土地(坪単価) | 約25〜35万円/坪 | 約40〜55万円/坪(SUUMO調べ52.6万円/坪) |
| 新築一戸建て(土地込み) | 3,000〜4,000万円前後 | 3,500〜5,000万円前後 |
| 中古一戸建て | 2,000〜3,500万円前後 | 2,500〜4,000万円前後 |
※上記は参考相場です。物件ごとに大きく異なりますので、必ず個別の査定・調査を行ってください。
都内の3LDKマンション(築20年)が8,000万〜1億円を超える相場と比べると、八千代緑が丘なら同程度の価格帯で4LDK・80〜100㎡超の広い一戸建てまたはマンションが手に入ります。売却益500〜1,000万円+手残り1,000万円以上があれば、かなりゆとりのある住み替えが実現できます。
📈 八千代緑が丘の資産価値トレンドは?
八千代緑が丘のマンション相場は過去6年で+67.14%の上昇。周辺エリアの平均(+29.15%)を大きく上回るペースで資産価値が上がっています。今後5年も+27.92%の上昇が予測されており(How-ma調べ)、千葉県内のなかでも際立って人気の高いエリアです。
一方で、築年数が価値に大きく影響します。築5年以内の平均坪単価188.6万円に対し、築40年超では36.9万円と80%以上の低下が見られます。これは新しめの物件を買うほど価値が守られやすい、ということを意味しています。
⚠️ 「駅から何分以内」かは絶対に意識してください
ファミリータイプの不動産を選ぶうえで、徒歩15分以内を絶対に守ってほしいと思います。それ以上離れると、不動産の資産価値自体が毀損していく傾向が顕著です。将来売却するときのことも考えると、駅近は「自分のため」だけでなく「資産のため」にも重要です。
🗂️ 売却してから住み替え、何をどの順番でやればいい?
「売却してから買う」という流れの場合、やることが多すぎてパニックになりがち。でも順番を整理すると、意外とシンプルです。
| ステップ | 内容 | 目安期間 |
|---|---|---|
| ① | 現在のマンションの査定 複数社に査定を依頼し、相場を把握する |
1〜2週間 |
| ② | 売却活動の開始・媒介契約締結 信頼できる不動産会社と専任(または専属専任)媒介契約を結ぶ |
1週間 |
| ③ | 購入エリアの下見・賃貸で仮住まい検討 八千代緑が丘を現地で体感。不安なら先に賃貸で様子見もOK |
売却活動と並行 |
| ④ | 売却成立・手残り資金の確定 住宅ローン残債・仲介手数料・税金を差し引いた手残りを計算 |
売買契約から1〜2ヶ月 |
| ⑤ | 新居の購入 中古物件を中心に相場調査 → 内覧 → 交渉 → 購入 |
2〜6ヶ月 |
| ⑥ | 引っ越し・住み替え完了 | — |
「八千代緑が丘って実際どうなんだろう?」と不安な方は、いきなり購入せずにまず賃貸で数ヶ月〜1年住んでみるのをお勧めします。通勤の実感、生活の利便性、子どもの保育園事情……住んでみないとわからないことは思いのほか多い。引っ越し費用がかかりますが、それは「正しい選択をするための勉強代」と考えてください。間違った不動産を買って後悔するよりずっとマシです。
🏗️ 新築vs中古、どっちを買うべき?正直に言います
中古を強くお勧めします。理由はシンプルで、新築はどうしても「新築プレミアム」が価格に乗っており、購入した瞬間に価値が下がる傾向があるからです。
都内マンションでは「買った瞬間から上がる」という異例の現象がここ5年ほど続いてきましたが、これは極めて特殊な状況。一般的には、不動産は買ったら価値が下がるものです。中古物件の場合、すでにプレミアムが剥落した後の「実力価格」で購入できるため、資産として健全な選択をしやすいです。
- 築10〜20年以内の中古物件を狙う(価格の下落が緩やかなゾーン)
- 管理状態の良い大規模マンション(300戸以上)は流動性が高い
- 一戸建ては土地の立地・面積重視で選ぶ
- 必ず複数物件を内覧し、相場感を体得してから判断する
- 「相場より大幅に安い物件」には必ず理由がある(要確認)
- 駅から徒歩15分超の物件は将来の売却が難しくなりがち
- 焦って購入するのが最大のリスク。じっくり吟味してOK
- 相場より高い物件を希望価格で買わない(値下がり余地あり)
🤝 売却も購入も、まず相談するなら「野村の仲介+」で間違いなし
都内マンションの売却から千葉への住み替えまで、トータルでサポートしてくれるパートナー選びは非常に重要です。
最初に相談する不動産会社は野村不動産ソリューションズ(野村の仲介+)をお勧めします。これは自信を持って断言できます。
なぜか?オリコン顧客満足度調査(不動産仲介部門)で戸建て売却2位・マンション売却3〜6位に継続してランクイン。業界全体の仲介取扱高でも全国4位(公益社団法人不動産流通推進センター調べ)の実績を誇り、94店舗で1兆円近い取扱高を実現しています。店舗数が少ない分、1店舗あたりの質の高さで勝負している会社です。
囲い込み(物件を他社に紹介せず自社で抱え込む行為)の両手比率も18.42%と、大手の中では低い水準。売主の利益を守りやすい姿勢が数字に表れています。
当サイトでも別の記事で野村の仲介+について詳しく解説しています。ぜひ合わせてご確認ください。→ 不動産売却・住み替え記事一覧はこちら
🏡 都内マンションの売却査定、まず動いてみましょう
「今の家がいくらで売れるか」を知ることが、住み替えの第一歩。査定は無料です。相場を知るだけでも、次の行動が見えてきます。
野村の仲介+ で無料査定を申し込む ▶✅ 八千代緑が丘移住まとめ:こんな方にとくにお勧めです
- 都内マンションを売却して、広い家に住み替えたい共働きファミリー
- 子どもの教育・保育環境をしっかり整えたい
- 大手町・日本橋・茅場町方面への通勤者
- 駅直結の商業施設で買い物を完結させたい
- 資産性の高いエリアで中古物件を探したい
- 街全体が整然としていて、安心して子どもを育てられる環境を求めている
電車賃は少し高い。でも、その分だけ生活の充実度が返ってきます。1,000万円以上の手残りがあるなら、八千代緑が丘エリアで広い家を手に入れることは十分に現実的な選択です。
「千葉」と聞くと遠いイメージがあるかもしれませんが、大手町まで40分以内というのは、都内でも郊外と言われるエリアと変わらない感覚です。ぜひ一度、現地に足を運んでみてください。きっと「あ、ここいいかも」ってなると思います。
📎 参考・出典
・国土交通省 国土数値情報(駅別乗降客数データ・令和5年度)を加工
・マンションナビ|八千代市緑が丘のマンション売却相場(2024年12月)
✍️ この記事を書いた人|ほげたろう
宅建士(2014年取得)・FP1級(2019年取得)保有のフルスタックエンジニア。不動産系サービス会社に勤務しながら、飛び込み営業時代や不動産投資の失敗も含めたリアルな体験をもとに「不動産ゼロからナビ」を運営。4人家族、地方在住。「難しそう」を「なんとかなる」に変える情報を発信中。