「都内はもう無理だけど、千葉に移住するならどのエリアが正解なのか全然わからない…

そう思っている共働き夫婦のみなさんに、今回はちょっと視点を変えた話をしたいと思います。

結論からいうと、「再開発エリア周辺の物件を買う」という選択が、子育て環境・資産価値・生活利便性のすべてを同時に満たす最短ルートになりつつあるんです。

実は千葉県、意外なほど再開発が多い。しかも「まだ都内移住組に知られていない穴場」もあります。宅建士・FP1級を持ち、不動産サービス会社に勤めながらこのブログを運営している私が、千葉の主要再開発エリアを徹底調査しました。

この記事を読めば、「どのエリアが今アツいのか」「子育てしながら安心して暮らせる街はどこか」「不動産価値が上がりやすいのはどこか」が一気にわかります。ぜひ最後まで読んでみてください。

再開発が不動産価値を押し上げる、そのメカニズムとは?

「再開発エリア周辺は価格が上がる」とよく聞きますが、なぜそうなるのか、ちゃんと理解している人は意外と少ないんです。

簡単にいうと、再開発は「その街を使う人の数と質」を一気に引き上げるイベントです。タワーマンションや商業施設ができれば人口が増え、保育園・学校・クリニックモールが整備されれば子育て世代が移り住んでくる。人が集まれば街全体の需要が上がり、周辺の地価・賃料相場が連動して上昇していく、という構図です。

もう少し具体的にいうと、次の3つのルートで不動産価値が上がります。

① 利便性の向上 → 賃料・売買相場の底上げ

スーパーや病院、保育所が徒歩圏に揃うと「住みたい街」に格付けされます。住みたい人が増えれば、賃料も売買価格も上がるのはシンプルな需給の話です。

② 新築マンションの供給 → 周辺中古相場が引き上げられる

大規模なタワーマンションが建つと、その周辺にある既存の中古マンションも「同じエリアに住める」という理由で価格が底上げされます。これが「再開発の波及効果」です。

③ 街のブランド化 → 将来の売却価値が守られる

「あのタワマン群がある街」というイメージが定着すると、10年後・20年後に売却するときも相場が崩れにくくなります。資産として長期保有するうえでも、再開発エリアは有利なんです。

とはいえ、すべての再開発が成功するわけではありません。建設費の高騰を理由に計画が中断・延期されるケースも実際に出ています(後述します)。だからこそ、「着実に進んでいる」プロジェクトを見極めることが大切です。

千葉県の主要再開発エリア6選(2025〜2028年)

千葉県の再開発、実は思っている以上に多い。ここでは現在進行中・計画中の主要プロジェクト6つを一覧でまとめます。

エリア プロジェクト名 種別 竣工・開業予定 施工・開発 ステータス
千葉駅東口 ブリリアタワー千葉
(三越千葉店跡地)
タワーマンション+商業・保育施設(地上23階・491戸) 2026年8月竣工
2026年12月引渡
東京建物・野村不動産・ファーストコーポレーション 建設中✅
千葉中央駅周辺 エクセレント ザ タワー
(千葉パルコ跡地)
タワーマンション+商業施設(地上31階・397戸) 2023年11月竣工
2024年2月入居開始
新日本建設・長谷工コーポレーション 他 竣工済✨
海浜幕張 幕張ベイパーク全街区
(若葉住宅地区)
タワーマンション群+商業・保育・公園・小学校(全6棟・約4,800戸・計画人口約1万人) 2019年〜順次
最終棟2028年3月予定
三井不動産レジデンシャル・三菱地所レジデンス・野村不動産 他 進行中✅
船橋駅南口 プレミストタワー船橋
(西武船橋跡地)
千葉県最高層タワーマンション+商業・広場(地上51階・677戸) 2028年3月竣工予定 大和ハウス工業・東京建物・京成電鉄 建設中✅
新鎌ヶ谷駅南口 新鎌ヶ谷駅ビル(仮称) 商業施設(地上6階・医療モール含む)+集合住宅(15階・191戸) 2026年度開業予定 京成電鉄・東武鉄道・大和ハウス工業・東方地所(共同事業体) 建設中✅
津田沼駅南口 津田沼駅南口地区再開発
(モリシア津田沼跡地)
タワーマンション(50階程度)+文化ホール+商業施設(計画) 2032年完了予定(現在中断中) 野村不動産(施行予定者) ⚠️ 一時中断
🌟 西千葉駅前 千葉 学美の杜
(東大西千葉キャンパス跡地)
分譲マンション・戸建住宅・学生マンション・シニアレジデンス・商業施設(カスミ)・介護施設・アカデミック&スポーツ施設・中央公園(約75,000㎡・総計約1,310戸・人口増加約2,600人) 2026年春〜順次
2028年8月全体完了予定
野村不動産(代表)・三井不動産レジデンシャル・三菱地所レジデンス・大和ハウス工業・総合地所・東方地所 / 施工:長谷工コーポレーション 着工済✅

📌 津田沼の注意点:津田沼駅南口の再開発は、建設費高騰(当初1,400億円の計画が2,000億円超に膨張)を理由に、2025年5月に施行予定者の野村不動産が事業の一時中断を申し入れました。「モリシア津田沼」はすでに2025年3月に閉館しており、中断期間が長期化する可能性があります。移住先として津田沼を検討している方は、この点を念頭に置いておく必要があります。

Before→Afterで見る!再開発と地価上昇の実例

「再開発で価格が上がる」といっても、どれくらい上がるの? 実際のデータで確認してみましょう。

幕張ベイパーク:坪単価が約38%上昇

幕張ベイパーク内のタワーマンション群は、新築時から中古市場での価格が大きく上昇しています。

物件名 竣工年 新築時 坪単価 2024年中古 坪単価 上昇率
クロスタワー&レジデンス 2018年 約210万円 約290万円 約+38%
スカイグランドタワー 2020年 約215万円 約290万円 約+35%
ミッドスクエアタワー 2023年 約230万円 約290万円 約+26%

出典:マンションマニア(2024年9月時点データをもとに作成)

新築時に約210万円だった坪単価が、わずか6年で約290万円まで上昇。仮に70㎡(約21坪)の部屋を買っていたとすると、新築時は約4,400万円だったものが、中古市場で約6,100万円になる計算です。差額は約1,700万円。住みながら資産が増えていく、これが再開発エリアの底力です。

新鎌ヶ谷:直近10年で地価が約40%上昇

鎌ヶ谷市の住宅地地価は、2015年頃から右肩上がりで推移しており、直近10年の上昇率は約39.83%に達しています。もともと地価が高くなかったこともあり、首都圏の中でもコスパの良いエリアとして注目度が上がっています。2026年度に新鎌ヶ谷駅南口の複合施設が開業すれば、さらに上昇ペースが加速する可能性があります。

船橋駅周辺:賃料も売買も上昇トレンド

船橋駅周辺では、プレミストタワー船橋の建設が発表された2025年以降、不動産情報サイト「LIFULL HOME’S」の住まいインデックスによると直近3年間で標準的な賃貸マンションの賃料が約5.25%(約18万円)、中古マンション価格が約6.06%(約4,000万円)上昇しています(ともに築10年・専有面積70㎡)。プレミストタワー船橋が完成する2028年以降は、さらなる価格上昇が見込まれます。

【注目ピックアップ①】東大跡地「千葉 学美の杜」—西千葉駅3分・文教の街が生まれ変わる

正直に言います。今回の記事を書くにあたって、個人的にいちばん「おっ、これは本物だ」と感じたのが、この西千葉の開発です。

場所は千葉市稲毛区弥生町。JR総武線「西千葉」駅から徒歩わずか3分。2017年に東京大学生産技術研究所が柏キャンパスへ移転したことで生まれた、広大な跡地(約75,000㎡)の再開発プロジェクトです。

名称は「千葉 学美の杜(がくびのもり)」。野村不動産を代表とする国内トップクラスのデベロッパー6社が手を組み、東京大学・千葉大学・千葉市という「大学×自治体×民間」の公民学連携で進める、これまでにない形の街づくりです。

📐 スケール感が段違い。約7.5ヘクタールに何が建つのか

まず規模感を整理しましょう。約75,000㎡というのは、東京ドームのグラウンド面積(約13,000㎡)の5倍以上。駅徒歩3分のそんな広大な土地に、以下の施設がまるごと誕生します。

施設種別 内容・規模 入居・開業予定
🏠 分譲マンション Ⅰ工区 RC造7階建・512戸(西千葉レジデンス アベニュー) 2027年1月完成予定
🏠 分譲マンション Ⅱ工区 RC造7階建・319戸 入居時期未定(2026年1月着工予定)
🏡 戸建住宅 57戸 2026年4月着工・2027年入居予定
🎓 学生マンション 6棟・312戸 2027年3月完成予定
👴 シニアレジデンス(オウカス西千葉) 110戸(サービス付き高齢者向け住宅) 2027年4月開業予定
🛒 商業施設 (仮称)カスミ西千葉店 ほか 2026年春開業予定
🏥 介護施設・複合施設 介護施設(延べ約3,000㎡)、複合施設 2027年春予定
🏃 アカデミック&スポーツ施設 千葉大学との連携施設(学び・運動の場) 順次整備
🌳 西千葉キャンパスパーク(中央公園) 約12,000㎡・幅12mの歩行者並木道・広場 2026年春 供用開始予定

これだけの施設が徒歩3分のワンエリアに揃うのは、千葉どころか首都圏でもなかなかない規模感です。

🌳 「キャンパスパーク」という公園がすごい理由

このプロジェクトの中心に置かれているのが、約12,000㎡の「(仮称)西千葉キャンパスパーク」という緑地・広場です。

ここがただの公園じゃない。開発エリアを南北に貫通する幅最大12mの歩行者通路が整備され、千葉大学のキャンパス敷地・千葉市の公園敷地にまたがって広がる、いわば「街と大学がつながる広場」として設計されています。各住宅街区は敷地境界を感じさせないよう外構が一体的に整理されており、どこからでも公園につながる「ボーダレスな街」を目指しています。

しかも全体の空地率が64.6%という圧倒的な数字。建物ではなく「余白」が主役の街づくりで、子どもが走り回れる空間が街のど真ん中に確保されているんです。幕張ベイパークと同じように「子どもを外に送り出しやすい」設計思想が徹底されています。

🏫 「東大×千葉大×千葉市」連携の文教タウンという唯一無二の価値

このプロジェクトが他の再開発と一線を画すのが、コンセプトの深さです。

コンセプトは「Lifetime Academia〜一生ずっと、学べるまち〜」。子どもから高齢者まで、世代を超えて「学び」が日常の中にある街を作ることを目標に掲げています。

隣接する千葉大学は「西千葉well-beingリサーチパーク」として産学連携施設の誘致を計画中。さらにデベロッパー側は千葉大学の予防医学センターと共同研究を行い、「健康増進を支援する街の設計(ゼロ次予防)」をまちづくりに反映させています。単に住むだけでなく、「住むことで健康になる、学びが深まる」という体験設計が組み込まれているのは、日本のまちづくりとして相当先進的な取り組みです。

🚆 西千葉という立地が「実は通勤に強い」理由

「西千葉ってどこ?」という都内在住者も多いと思いますが、実は通勤面で相当優秀な立地です。

JR総武線(快速・各停)が利用でき、千葉駅まで1駅約3分、秋葉原まで約42分、東京駅まで約50分。総武快速線を使えばさらに短縮できます。しかも西千葉駅は乗降者数がそこまで多くなく、ラッシュ時も比較的ゆとりがあります。都内の通勤ラッシュに揉まれながら乗り換えを繰り返す毎日から解放されつつ、都心勤務を続けられる場所として、共働き夫婦にはかなり現実的な選択肢です。

📈 資産価値はどうなる?不動産目線での読み方

宅建士・FP1級の視点で率直に言うと、このプロジェクトは「資産価値が上がりやすい条件が複数重なっている」案件です。

理由は3つあります。

まず、「まだ完成していない」タイミングで動けること。2028年に全体が完成に近づくにつれて、エリアのブランドが確立され「住みたい街」の認知が高まります。幕張ベイパークの事例でも、開発が進むにつれて坪単価が上昇し続けた経緯があります。今はまだ「千葉 学美の杜」という名前を知っている人が少ない。それが穴場たる所以です。

次に、国内トップクラスのデベロッパー6社が組んでいること。野村・三井・三菱・大和という業界の重鎮が揃ってリスクをとっているプロジェクトは、計画途中で崩れる可能性が低く、信頼性が高い。この点は津田沼(野村1社で計画が中断)との大きな違いです。

そして「大学という永続的な価値源」が隣にあること。千葉大学は国立大学であり、移転や廃学になる可能性は極めて低い。大学との共存が前提に設計されたまちは、20年後・30年後も一定の需要が保たれやすく、売却時の相場が崩れにくい構造を持っています。

✅ 「千葉 学美の杜(西千葉)」が注目される理由まとめ

  • 🚉 西千葉駅徒歩3分・東京駅まで約50分の好立地
  • 🌳 空地率64.6%・中央公園12,000㎡でのびのびした環境
  • 🏃 幅12mの歩行者専用通路で車を気にせず歩ける街
  • 🎓 東大×千葉大×千葉市の公民学連携。「学べるまち」コンセプト
  • 🛒 2026年春にスーパー・商業施設が先行オープン予定
  • 👶 子ども〜高齢者まで多世代が混在。コミュニティが活発になる設計
  • 🏗️ 国内トップ6社コンソーシアムで開発リスク分散。計画が安定
  • 📈 「まだ知られていない」今がエントリーの狙い目

「文教の街で、子育てしながら資産も育てたい」という方に、これ以上ないくらい刺さる開発です。2027〜2028年に街の全容が姿を現したとき、「なんであのとき動かなかったんだろう」と後悔しないためにも、今のうちに情報を押さえておくことをおすすめします。

【穴場ピックアップ②】子育て世代に刺さる!幕張ベイパークの実力

西千葉が「知的・文教系」で刺さるなら、こちらは「子育て環境の作り込み」で圧倒的なエリアです。

「再開発エリアといっても、実際に子どもを育てながら安心して住めるのか?」という視点で改めて比較したとき、私がもうひとつ強くおすすめしたいのが「幕張ベイパーク(海浜幕張エリア)」です。

🏙️ 全米一住みたい街「ポートランド」をモデルにした街づくり

幕張ベイパークのコンセプトは、アメリカ・オレゴン州の「ポートランド」という街づくりをモデルにしています。ポートランドは「住みたい街ランキング」で常に全米上位に入る街で、緑豊か・地域密着型・人に優しい設計が特徴。そのポートランドの都市設計を手がけてきたZGFアーキテクツが参画し、約17.6ヘクタールという広大な敷地に「職・住・学・遊」すべてが揃う街を設計しています。

実際に歩いてみると驚くのが歩道の広さ。電柱と電線がすべて地中化されているため空が広く、公園の周囲を公道が取り巻き、子どもがのびのびと歩けるよう車道にはハンプ(スピード抑制の段差)が設置されています。「子どもを1人で外に出して大丈夫か」という心配が、この街の設計には最初から組み込まれているんです。

🌳 中央公園「若葉三丁目公園」が街のど真ん中にある

幕張ベイパークの中心には「若葉三丁目公園」という楕円形の公園があり、滑り台などの遊具や公衆トイレが整備されています。周辺には「若葉三丁目東公園」「若葉三丁目緑地」も隣接。タワーマンションから出ると、目の前に広い公園が広がっている、という配置です。

「子どもを1人で公園に行かせるのが不安」という都内在住のパパ・ママに聞いてみてください。信号が多い、見通しが悪い路地がある、車の往来が激しい……そういった問題がこのエリアには圧倒的に少ない。街ごと「子どもに優しい設計」で作られているのが、幕張ベイパーク最大の特徴のひとつです。

🏥 医療・保育・学校がすべて徒歩圏に集結

子育て世代にとって「保育園に入れるか」は死活問題ですよね。幕張ベイパークがある千葉市美浜区では、2025年度の入園希望者の待機児童数がゼロ(6年連続!)を達成しています。しかも千葉市は転入者や都内勤務者向けの保育園入園加点があり、「東京から引っ越してきたけど保育園に入れない」という事態になりにくい仕組みが整っています。

街区内には認可保育所、学童保育、インターナショナルプリスクール、コワーキングスペースが同じ建物に入っており、「下の子を保育園に、上の子を学童に預けながら、近くのコワーキングで在宅仕事」というライフスタイルも現実的に実現できます。医療面でもクリニックモールが設置されており、内科・小児科・歯科・婦人科・調剤薬局がひとつの建物に集まっています。

さらに2026年4月には「千葉市立幕張若葉小学校」が開校予定。新しく整備された小学校に、街ごと通えるというのは大きな安心感ですよね。

🏪 商業施設も充実しており「ここだけで生活が完結」

イオンスタイル幕張ベイパークが2019年にオープンしており、2025年にはスターバックスやマクドナルドなど7〜8店舗が追加オープン。食品スーパー、カフェ、飲食店、雑貨店、100円ショップ、診療所が全部歩いて行ける距離にあります。共働きで忙しい毎日でも、「帰り道に全部できる」利便性は想像以上に大きい。

📊 資産価値のデータが示す「買って後悔しない」強さ

すでに上述したように、2018年に竣工したクロスタワー&レジデンスは、新築時坪単価約210万円→2024年に約290万円と約38%上昇しています。街の開発が完成に近づくにつれて価格が上がり続けているのは、「まだ完成していない将来性」に価値があることを市場が証明しているとも言えます。最後の棟「ブルームテラスタワー」が竣工する2028年に向けて、今が買い時のタイミングである可能性があります。

✅ 幕張ベイパークが子育て世代に刺さる理由まとめ

  • 🌳 街の中心に公園。子どもが安心して遊べる設計
  • 🚗 電柱ゼロ・ハンプで車スピード抑制。歩道が広い
  • 🏫 2026年4月に小学校開校予定(新築)
  • 🍼 待機児童6年連続ゼロ。都内勤務者に保育加点あり
  • 🏥 クリニックモールで小児科・歯科・婦人科が揃う
  • 🛒 イオン・カフェ・飲食店が徒歩圏に揃っている
  • 📈 新築から6年で坪単価約38%上昇の実績あり
  • 🏗️ 2028年まで開発継続。街の成長とともに資産も育つ

ちょっと気になる「駅遠」問題はどう考えればいい?

もちろん、メリットだけじゃないのが正直なところ。幕張ベイパークの弱点はJR海浜幕張駅から徒歩約15分という距離感です。

ただ、2025年3月に海浜幕張駅の公園側に新改札が設置されました。これにより従来よりも直線で約190m近くなり、アクセスが改善されています。駅の新改札から公園を抜けてエリアに入るルートは、幕張海浜公園の緑の中を歩く気持ちよい道。「通勤が運動になる」という感覚で捉えている居住者も多く、実際に歩いてみると「悪くないな」と感じる人が多いエリアでもあります。

また、埋め立て地のため液状化リスクがある点も念頭に置いておく必要があります。各タワーマンションは中間層免震構造など対策を講じていますが、ハザードマップを自分で確認したうえで検討するようにしてください。

「犯罪が少ない」って本当?東京23区との比較データ

「千葉は治安が良い」とよく言いますが、実際どうなのか。数字で確認しましょう。

警察庁・警視庁の統計データによると、東京都全体の犯罪遭遇率は「158人に1件」という水準で、全国47都道府県中41位(下から7番目)の治安の悪さです。犯罪認知件数の総数では、新宿区・世田谷区・足立区・大田区・江戸川区がワースト上位に並びます(2024年・令和6年データ)。

一方、千葉市美浜区(海浜幕張・幕張ベイパークが位置する区)は、都内の繁華街や人口密集地と比べて犯罪発生件数が圧倒的に少ない水準です。幕張ベイパークは開発後に入居者が急増した新しい街で、住民コミュニティが密接。エリアマネジメント組織「B-Pam(幕張ベイパークエリアマネジメント)」が街の安全・安心を支える仕組みも動いています。

※犯罪件数の詳細な地区別比較は、当サイトの「千葉 vs 東京23区・犯罪件数ランキング」記事で詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。

⚠️ 都内との体感の違い

「都内で気にしていたこと」を千葉のファミリーエリアに引っ越した人に聞いてみると、「不審者リスクが格段に下がった」「夜でも子どもが遊んでいる」「街が明るくて安心感がある」という声が多い。もちろんゼロリスクではありませんが、東京23区の繁華街や人口過密エリアと比べると、千葉のファミリー向け開発エリアの安全性は体感でも数字でも高い水準にあります。

まとめ:再開発エリアを「住む場所」×「資産」の両軸で選ぼう

ここまで読んでいただきありがとうございます。改めてポイントを整理すると、こうなります。

📌 この記事のまとめ

  • 🏗️ 千葉の再開発は千葉駅・海浜幕張・船橋・新鎌ヶ谷など複数エリアで同時進行中
  • 📈 再開発エリアは地価・マンション価格ともに上昇トレンドが続いている(幕張は最大+38%)
  • 👶 子育て世帯に最もおすすめなのは「幕張ベイパーク」。保育・医療・公園・学校が徒歩圏に揃う
  • 🚶 歩道設計・公園配置・車スピード抑制など「子どもが1人で歩ける街」に設計されている
  • 🛡️ 犯罪件数は東京23区の繁華街・人口密集エリアと比べて少なく、体感の安全性も高い
  • ⚠️ 津田沼の再開発は現在中断中。「進行中」と「計画止まり」を見極めることが重要
  • 🏠 住居選びは「暮らしやすさ」と「資産価値」の両立が理想。再開発エリアはそれを同時に実現しやすい

都内のマンション価格がここまで上がった今、「同じ予算でもっと広く、もっと豊かに暮らせる場所」を探しているなら、千葉の再開発エリアは本当に選択肢として真剣に考える価値があります。

「どのエリアが自分たちに合うか」「今の予算でどんな物件を選べばいいか」は、家族の状況によっても変わります。もし具体的に検討したいという方は、宅建士・FP1級を持つ私に気軽に相談してみてください。損のない選択肢を一緒に考えます。

最後に、千葉への移住・住み替えを検討しているなら、合わせてこちらの記事も参考にしてみてください。

📎 参考・出典

✍️ この記事を書いた人|ほげたろう

宅建士(2014年取得)・FP1級(2019年取得)保有のフルスタックエンジニア。不動産系サービス会社に勤務しながら、飛び込み営業時代や不動産投資の失敗も含めたリアルな体験をもとに「不動産ゼロからナビ」を運営。4人家族、地方在住。「難しそう」を「なんとかなる」に変える情報を発信中。

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