📰 2026年4月〜 最新情報
給食費タダ!高校の授業料もほぼゼロに。
この春、子育て家庭の教育費が大きく変わります。
「給食費、今月もきつい…」そう感じているお父さん・お母さんに、朗報です。2026年4月から公立小学校の給食費が国の補助でほぼ無償化されます。さらに高校の授業料も所得制限なしで実質無償化へ。この記事では、宅建士・FP1級を持ち不動産テック企業でAI査定システムを開発している私が、最新の制度内容をまとめてファクトチェック済みでお届けします。「うちは対象?」「いくら助かるの?」まるごと解説します。
【速報】暫定予算案が3月30日成立予定。2026年度の正式予算が年度内に間に合わない事態に備え、政府は3月27日に約8.6兆円の暫定予算案(4月1〜11日分)を閣議決定。高校授業料・給食費無償化の経費はここに盛り込まれており、4月からの実施は予定通り進む見込みです。

📋 この記事でわかること(目次)
  • 🍱公立小学校の給食費無償化:いつから?いくら助かる?
  • 🏫高校授業料の無償化拡大:所得制限撤廃で何が変わる?
  • 📊Before/After でリアルに見る「家計の変化」
  • 🗓️制度の時系列まとめ(2025〜2026年)
  • ⚠️注意点・落とし穴:「完全無償」じゃないケースも
  • 🌏千葉県・各自治体の独自支援はどうなる?
  • まとめ:今すぐやるべき3つのこと

私は宅建士(2014年取得)・FP1級(2019年取得)を持ち、今は不動産テック企業でAIを使った不動産価格の査定システムを開発しています。「家を買うとき・売るときの情報格差をなくす」がミッション。家計全体を見渡す視点から、今回の教育費の変化を整理してみました。子育て世代の方に、ぜひ知っておいてほしい内容です。

🍱 公立小学校の給食費、2026年4月から「ほぼタダ」になります

結論からいうと、2026年4月から公立小学校の給食費が、国と都道府県の折半で月額最大5,200円まで支援されます。所得制限はありません。つまり、年収がいくらでも対象です。

これは2025年12月18日に自民・日本維新の会・公明の3党が合意した内容で、2026年度予算案に正式に盛り込まれました。財源は国費1,649億円+都道府県費1,639億円(国の交付税措置で実質全額国負担)。

💴
支援額(上限)
5,200
児童1人あたり月額
所得制限なし・全額支援
📅
開始時期
20264月〜
公立小学校が対象
中学校は今後の課題
👨‍👩‍👧
子ども2人(小学生)の場合
12万円
月1万400円の節約に
(5,200円×2人×12ヶ月)

なぜ5,200円なの?その根拠

文部科学省の令和5年度実態調査によると、公立小学校の給食費の全国平均は月4,688円。これに近年の物価上昇分を加味して5,200円に設定されました。毎年調査を行い、物価動向に応じて見直す予定です。

📊 給食費の全国平均の推移(公立小学校)
2013年度
4,018円(全国平均)
4,018円
2021年度
4,477円(平均)
4,477円
2023年度
4,688円(平均)
4,688円
2026年度〜
支援上限額
国が支援!
5,200円

出典:文部科学省「学校給食実施状況等調査」(令和5年度)、参議院常任委員会調査室資料

「ほぼ無償」と書いた理由——完全無償じゃないケースも

支援額は5,200円が上限。地元の食材を使ったり、特色あるメニューを提供している自治体では、実際の給食費がこれを上回ることがあります。そのときは差額を保護者が負担するケースもあります。また、私立小学校・中学校は今のところ対象外です。

⚠️ 注意:支援額5,200円を超える給食費の自治体(高コストメニューや地産地消推進のため)では、差額の自己負担が生じます。通っている学校・自治体に確認を。

小6まで×9年間で計算すると、一体いくら変わる?

小学校6年間(1人)
約37万円
節約できる(5,200円×12ヶ月×6年)
子ども2人なら
約75万円
が浮く計算(小学校期間のみ)
国の予算規模(年間)
3,288億円
(国1,649億+都道府県1,639億)

🏫 高校の授業料も、2026年4月から所得制限ナシで実質無償化

給食費の話と同時進行で、高校の授業料支援も大きく変わります。2026年4月から私立高校を含むすべての高校で、所得制限なしで授業料支援を受けられるようになります。

2026年2月27日に政府は関連法の改正案を閣議決定。私立全日制高校の支給上限額が現行の最大39.6万円から年額45.7万円に引き上げられます。これは全国の私立高校授業料の平均額とほぼ同じです。

区分 〜2024年度 2025年度(移行期) 2026年度〜
公立高校 年収910万円未満:11.8万円支給 所得制限撤廃。全世帯に11.8万円
(実質無償化)✅
引き続き所得制限なし
年11.8万円
私立高校
(全日制)
年収590万円未満:最大39.6万円
年収910万円以上:支給なし❌
加算部分は年収590万円未満のみ 所得制限撤廃✅
上限45.7万円(全世帯)
私立通信制 33.7万円(所得制限あり) 移行期 上限33.7万円(所得制限なし)✅
📌 ポイント:支援金は学校が代理で受け取り、授業料に直接充当されます。保護者の手元には現金として入りません。また、授業料以外の施設費・教材費・修学旅行費などは対象外です。

新たに恩恵を受けるのは何人?

文部科学省の試算では、今回の制度拡充で新たに支援対象となるのは約80万人。年収590〜910万円の世帯から約35万人、年収910万円以上から約45万人が加わります。これまで「うちは対象外だから」と諦めていた中間層・高所得層の家庭も、この春から恩恵を受けられます。

📊 Before / After でリアルに見る「家計の変化」

「制度の話はわかったけど、実際うちはいくら変わるの?」というのが一番気になるところですよね。具体的なモデルケースで見てみましょう。

ケース①:小学生2人、共働き世帯(世帯年収830万円)

❌ BEFORE(〜2025年度)
給食費:自己負担
  • 🍱 月約4,700円 × 2人=9,400円
  • 💸 年間112,800円を全額自腹
  • 📌 国の補助:ほぼなし(所得制限等)
✅ AFTER(2026年4月〜)
給食費:国が支援
  • 🍱 月5,200円 × 2人=10,400円を支援
  • 💚 実質負担:ほぼゼロ(差額のみ)
  • 📌 年間約11万円以上が手元に残る!

ケース②:中学生1人+高校生1人(私立)、世帯年収900万円

❌ BEFORE(〜2025年度)
高校授業料:ほぼ自腹
  • 🏫 私立高校授業料年間45万円
  • 💸 年収910万円に近いため支給額が少ない
  • 📌 大部分が自己負担に
✅ AFTER(2026年4月〜)
上限45.7万円まで支援
  • 🏫 年額45.7万円を上限に全額支援
  • 💚 所得に関係なく対象!
  • 📌 授業料がほぼゼロになる可能性大
💡 FP視点のひとこと:年間約45万円の教育費が圧縮されると、月換算で約3.7万円のキャッシュフロー改善になります。住宅ローンの繰上げ返済や教育資金の積み立てに回すのが最も合理的な活用法です。

🗓️ 制度の流れを時系列で整理——いつ何が変わった?
2025年4月
公立高校:全世帯で授業料実質無償化スタート
所得制限を撤廃し、年11.8万円を全世帯に支給(高校生等臨時支援金)。
2025年12月18日
自民・日本維新の会・公明の3党が給食費・高校無償化で合意。給食費は月5,200円支援・所得制限なし。
2025年12月26日
2026年度当初予算案が閣議決定。教育無償化関連予算として約7,800億円計上。文科省予算は過去最大の伸び率(+6.7%)。
2026年2月27日
高校授業料無償化の関連法改正案を閣議決定。私立全日制45.7万円・通信制33.7万円へ引き上げ。所得制限なし。施行日は4月1日。
2026年3月27日
2026年度予算案が年度内成立困難のため、暫定予算案(8.6兆円・4月1〜11日分)を閣議決定。給食費・高校無償化の経費を盛り込み。
🔥 2026年4月1日〜
公立小学校の給食費支援スタート(月5,200円まで)
私立高校の授業料無償化(上限45.7万円)スタート
暫定予算で4月11日まで対応。その後、当初予算案が4月11日に自然成立見込み。
今後の予定
中学校の給食費無償化は「今後の制度拡充として検討」段階。中学校・特別支援学校の給食費無償化は自治体独自の取り組みに委ねられている部分が大きい。

⚠️ 「うちは完全タダになる?」注意点と落とし穴

制度の概要だけ見ると「全部タダになる!」と思いがちですが、実際はいくつかの注意点があります。

  • 🍱給食費:公立小学校のみ対象。私立小学校・中学校は対象外。自治体が独自に無償化している場合は別途確認を。
  • 🏫高校授業料:授業料のみ支援。施設費・教材費・制服・修学旅行費・給食費(高校の場合)などは引き続き自己負担。
  • 💰給食費の差額:地産地消や特色メニューで給食費が5,200円を超える自治体は、差額分の自己負担が残る。
  • 📝高校の申請:就学支援金は申請が必要。4月入学で申請を怠ると、申請月以降しか支給されない。学校からの案内を必ず確認。
  • 🏠県をまたぐ場合:居住地と高校所在地が異なる都道府県の場合、原則として支援の対象外になることがある(救済措置あり)。
  • 🌐外国人学校:高校就学支援金の対象から除外され、別制度での対応に変更。
📌 文部科学省の試算:授業料が無償化されても、公立と私立では3年間の学習費総額で100万円以上の差が残ります(教材費・施設費等)。無償化=全費用ゼロではありません。

🌿 千葉県の状況——国の制度+独自支援でどうなる?

千葉県内の各市町村では、国の新制度が始まる以前から独自の給食費支援を行っているところもあります。国の制度と組み合わせることで、さらに手厚くなる可能性があります。

市町村 現行の独自支援(〜2025年度) 2026年4月以降の見通し
市川市 全児童・生徒の給食費を完全無償化(2023年1月〜) 国制度と組み合わせ継続の見込み
千葉市 第3子以降(中学校)の給食費を無償化 国の小学校無償化(2026年4月〜)が上乗せ
千葉県(県立) 第3子以降の義務教育期間の給食費を無償化(2023年1月〜) 国の制度と重複する場合は国制度が優先
各市町村(一覧) 千葉県内で独自無償化を実施している市町村あり(令和7年9月時点) 千葉県教育委員会の最新一覧で確認を

千葉県教育委員会は「千葉県内で学校給食費無償化を実施している市町村一覧」を公表しています。お住まいの市町村が対象かどうか、必ず確認するようにしてください。

💡 佐倉市については:現時点で佐倉市固有の給食費全員無償化制度は確認されていません。2026年4月から国の制度(公立小学校の月5,200円支援)が適用される見込みです。最新情報は佐倉市教育委員会にお問い合わせを。

ここまで読んでくれた方に、少しだけ視点を変えた話をさせてください。

給食費や授業料が無償化されても、教育費の総額はまだまだかかります。そして子育て世代にとって最大の支出は、何といっても住宅です。

私は13件の不動産取引でひとつも損をしたことがありませんが、その理由はシンプルで「自宅購入も不動産投資と同じゲームだ」と理解していたからです。「割高な物件を買ったら、何をやっても取り返せない」——これは住宅でも同じです。

もし家の購入や住み替えを考えているなら、買う前にぜひ一度「不動産の知識」を体系的に学んでみてください。私が信頼しているのはファイナンシャルアカデミーの不動産投資スクール。まず無料体験を受けてみてください。無理な勧誘は一切ありません。不動産の購入は人生最大の買い物ですが、この体験受講は気軽に受けてみていいものです。

ファイナンシャルアカデミー 不動産投資スクール

※本バナーはアフィリエイトリンクです。筆者はこのスクールを20年以上前に受講し、以降13件の不動産取引を経験しています。

まとめ:今すぐやるべき3つのこと

この春の教育費の変化を最大限に活かすために、子育て世帯がすぐにやるべきことを整理しました。

📋 やるべきこと3選
  • ① 学校からの案内をチェック:高校の就学支援金は「申請必須」。4月入学なら4月中に申請しないと不利になります。学校の配布物を見逃さないで。
  • ② 自分の市町村の給食費状況を確認:国の制度が4月から始まりますが、自治体によって適用方法が異なります。市区町村の教育委員会HPか窓口で確認を。
  • ③ 浮いたお金の使い道を考える:給食費・授業料で浮いた月数万円を、住宅ローンの繰上げ返済・教育資金の積み立て・老後資金(iDeCo等)へ回すのが賢い選択です。

教育費の負担が軽くなるのは本当にうれしいニュースです。でも、家計全体で見ると「何に使うか」が重要。せっかく浮いたお金を、将来の大きな出費(住宅・老後・教育)に向けて計画的に動かしてほしいと思います。

制度の詳細・最新情報はこちらで確認を

制度の詳細は今後変わる可能性もあります。必ず公的機関の最新情報をご確認ください。

✍️ この記事を書いた人|ほげたろう
宅建士(2014年取得)・FP1級(2019年取得)保有。今は不動産テック企業でAIを使った不動産価格の査定システムを開発。「家を売るとき・買うときの情報格差をなくす」がミッション。飛び込み営業時代や不動産投資の失敗も含めたリアルな体験と、日々データと格闘するエンジニア目線の両方から「不動産ゼロからナビ」を運営。4人家族、地方在住。「難しそう」を「なんとかなる」に変える情報を発信中。

▶ 詳しいプロフィールはこちら
⚠️ 免責事項:本記事は2026年3月時点の公開情報をもとに作成した一般的な情報提供を目的としており、個別の法的・税務・財務アドバイスではありません。制度の詳細・適用条件は自治体や学校によって異なります。最新情報は文部科学省・各都道府県・市区町村の公式情報をご確認ください。