たったこれだけ!子どもの特定口座の税金を取り戻す方法
「子どもに確定申告って必要なの?」
少し前までの私はそう思っていました。
ですが実際にやってみると、思っていた以上に簡単で、しかも税金がきちんと戻ってきました。
今回は、
・子ども名義の証券口座を作った理由
・なぜ税金が引かれていたのか
・どうやって取り戻したのか
・実際にやってみた感想
を、実体験ベースでまとめます。
同じように「子ども口座で投資しているけど何もしていない」という方には、ぜひ読んでほしい内容です。
子ども名義の証券口座を開設した理由
我が家には、
・長女(9歳)
・長男(5歳)
がいます。
2023年12月末で終了したジュニアNISA制度。
制度終了間際に「これは今のうちにやっておこう」と駆け込みで、子どもそれぞれの証券口座を開設しました。
当初の予定は、
「子ども一人につき100万円分、日本の高配当株を買おう」
というもの。
将来の学費の足しになればいいな、という親心です。
ジュニアNISA枠は80万円。あぶれた20万円は特定口座へ
ところが、2023年12月末で終了したジュニアNISAの年間投資枠は80万円。
100万円入れたかった私たちは、
80万円 → ジュニアNISA
あぶれた20万円 → 特定口座
という形にしました。
投資方針は高配当株投資。
銘柄選定の詳細は割愛しますが、特定口座でも同様に日本の高配当株を購入しました。
ここで問題が起きます。
特定口座は税金が自動で引かれる
特定口座(源泉徴収あり)にしていたため、配当金から税金が自動的に引かれていました。
20万円
利回り4%
→ 年間配当 約8,000円
そこから約20%の税金が引かれるため、約1,600円が源泉徴収。
現在はお年玉追加投資や再投資の影響で増え、1人あたり年間2,000円ほど税金が引かれています。
当時の私は、
「まあ仕方ないか」
と放置していました。
しかし――
これ、取り戻せるんです。
しかも、とても簡単な方法で。
これはもっと早く知っていればなーと後で気づいて後悔しました。
もったいない😢
この記事を読んでくれている方には私みたいに後悔してほしくないので、以下にその手順を記します🙏
子どもでも確定申告ができる
ポイントはこれです。
子どもでも確定申告ができる。
そして、税金が戻る可能性がある。
なぜか?
それは基礎控除があるからです。
基礎控除とは?
基礎控除とは、「総所得」から差し引ける、誰もが持っている権利。
所得 − 基礎控除 = 課税対象
という仕組みです。
そして驚くことに、
2025年(令和7年)度では基礎控除は最大95万円。
子どもの配当所得はせいぜい数千円〜数万円。
当然、95万円なんて超えません。
つまり、本来、税金はかからない水準。
なのに、特定口座では機械的に20%引かれてしまっている。
だから、確定申告をすると全額返ってきます。
これがカラクリです。
実際のやり方(とても簡単)
やったことは、たったこれだけです。
① 証券会社で「特定口座年間取引報告書(XML)」をダウンロード
② 国税庁の確定申告書作成コーナーへアクセス
③ XMLを読み込ませる
④ 書面提出を選択して提出
国税庁サイト
https://www.keisan.nta.go.jp/kyoutu/ky/sm/top#bsctrl
XMLを読み込ませるだけなので、数字を打ち込む必要もほぼありません。
本当に拍子抜けするほど簡単でした。
①の補足

②の補足

未成年は利用者識別番号(デジタル実印みたいなイメージ)が使えません。
デジタルでできる良いですが、今日(2026/02/22)時点では難しく、申告は書面で郵送もしくは窓口に持ち込みとなります。
③の補足

注意点:書面提出のみ
子どもの場合、e-Taxではなく書面提出になります。
流れとしては、
作成
↓
印刷
↓
郵送
という形です。
少し手間はありますが、数千円戻ってくるなら十分やる価値があります。
還付金を受け取るために必要なもの
必要なのは、子どもの銀行口座です。
さらに、子どものマイナンバーに紐づいた公金受取口座を登録しておくとスムーズです。
我が家は事前に登録してあったので、入金までとてもスムーズでした。
実際に戻ってきたときの気持ち
還付金は数千円。
金額だけ見れば小さいです。
でも、
「本来払う必要のなかった税金が戻ってきた」
というのは、やっぱり嬉しい。
子どもに
「税金戻ってきたよ」
と伝えると、
「やったー!」
と大喜び。
ちょっとしたお小遣いイベントになりました。
それに、子どもにとって(かたや小学3年生、かたや未就学児)は大金です!
子どもにとっても勉強になる
少し大きいお子さんがいる家庭では、
・税金って何?
・なぜ引かれるの?
・どうやって戻るの?
という話ができます。
これ、かなり良い金融教育になります。
学校ではなかなか教えてくれないことです。
きっと…
手続きをすると銀行口座のお金が増えることがある!?
と興味も持ってくれるでしょう
投資だけでなく、「税金の仕組み」を知ることは将来絶対に役立ちます。
やらない理由がない
まとめると、
・特定口座で配当がある
・子どもの所得が基礎控除以下
・確定申告すれば還付される
やることは、
XMLダウンロード
↓
流し込む
↓
印刷
↓
郵送
たったこれだけ。
使わない手はありません。
最後に
子ども名義の投資は「将来のため」という意味もありますが、今回感じたのは、親にとっても学びになるということ。
知らなければ損をする。
知っていれば守れる。
そしてそれを子どもに伝えられる。
数千円の還付以上に価値があったと感じています。
もし子ども名義で特定口座を持っているなら、一度、年間取引報告書を確認してみてください。
ちょっとした手間で、
ちょっと嬉しいお小遣いと、
ちょっと大きな学びが手に入ります。
ぜひ、数年前の私の様に後悔する様な人が減ることを願っております🙏
✍️ この記事を書いた人|ほげたろう
宅建士(2014年取得)・FP1級(2019年取得)保有のフルスタックエンジニア。不動産系サービス会社に勤務しながら、飛び込み営業時代や不動産投資の失敗も含めたリアルな体験をもとに「不動産ゼロからナビ」を運営。4人家族、地方在住。「難しそう」を「なんとかなる」に変える情報を発信中。
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